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個別記事の管理2011-10-09 (Sun)

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県庁おもてなし課県庁おもてなし課
(2011/03/29)
有川 浩

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 職場の同僚から借りた本。たいてい人気作・有名作を貸してくれるのでとってもありがたい。自分はほとんど買わないので…(>_<) 以下BOOKデータベースよりあらすじ。

地方には、光がある―物語が元気にする、町、人、恋。とある県庁に突如生まれた新部署“おもてなし課”。
観光立県を目指すべく、若手職員の掛水は、振興企画の一環として、地元出身の人気作家に観光特使就任を打診するが…。
「バカか、あんたらは」。いきなり浴びせかけられる言葉に掛水は思い悩む―いったい何がダメなんだ!?掛水とおもてなし課の、地方活性化にかける苦しくも輝かしい日々が始まった。

 まず、まさかのブ厚さにやられてしまいました。有川作品なのでサクサクいけるかな? と思っていたら意外な罠で……。
 最初から中盤まではちと辛かったです。あまりにも公務員を揶揄した記述が多いのと、人気作家・吉門(作者)が何故か上から目線なので。
 ですが、中盤以降はさすがの有川マジックで面白かった。あまりにも情けなかった主人公・おもてなし課所属の掛水が吉門とその義理の父(?)清遠に感化されて、次第に逞しく成長してゆく過程などが丁寧に描写されていて清々しい。

 知っているようで実は知らなかった地元・高知県の魅力的なスポット。それらを巡り体験してゆくうちに、いかにもお役所体質だった掛水が民間の視点を得てゆく様子が実にリアルで面白かった。掛水と共に自分たち読者も高知県のレジャーや観光地を追体験しているような錯覚に陥ってしまう。的確な筆致で、まさに高知県の魅力を作品内であますところなくアピールしているな、と作者サンの職人技にため息。
 観光描写だけでなく、掛水と吉門の2人の恋の行方や、吉門と清遠の親子の絆などの人間関係も無理なく非常に巧く絡ませているトコロもさすがだなと。
 あらゆるジャンルのあらゆるテーマを無難に、そしてリアリティ持たせ破綻なくラストにもってゆく作者サンの手腕。さすがです。

 ただ、自分的に残念だな、と思ったことが。
 最初に書いたけれど、これは高知県観光アピールの書としては最高の小説だと思うけれど、実は暗に公務員批判を含めているのではないかなあ? と思ってしまったのも確か。そんな思いもあってすっきり楽しめた! という感想にはちょっとならなかったかな。ま、これはあくまで個人的感想です。


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Theme : 今日の一冊 * Genre : 本・雑誌 * Category : 有川浩
* Comment : (2) * Trackback : (3) |

* by ラブラブラッキー
こんにちは!
さすがseiさん、感想が深い。
私は単純に高知に行きたいとか、恋愛話にドキドキしたりとか・・・
もう少し違う目線で深く読むことも大事だななんて、seiさんの感想を読んで思ったのでした(笑)

Re: ラブラブラッキー 様☆ * by 惺
こんばんは!
> さすがseiさん、感想が深い。
> 私は単純に高知に行きたいとか、恋愛話にドキドキしたりとか・・・
> もう少し違う目線で深く読むことも大事だななんて、seiさんの感想を読んで思ったのでした(笑)
ラブさん、褒めすぎですよ~(>_<)
ただ単にひねくれているだけです!
ラブさんのおっしゃるとおりに、中盤から俄然面白くなってきましたね~。
ホントに高知に行きたくなったし。皿鉢料理が食べたくなった!!
でも、やっぱり有川浩って巧いですよね、コレ読んで改めて思いました!

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「県庁おもてなし課」 有川 浩
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