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個別記事の管理2011-12-02 (Fri)

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百歳百歳
(2011/09/13)
柴田トヨ

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 本が好き!様 からの献本です。
 前作「くじけないで」がベストセラーの柴田トヨさんの著作。百歳になられるということで。その創作意欲の盛んなことに驚きました。以下BOOKデータベースより内容紹介。

98歳の処女詩集『くじけないで』で、日本全国に感動の嵐を読んだトヨさんの第二詩集。
新作「やさしさ」「地団駄」「空に」「思い出~別れ」「頁」「倅に III」「朝顔」「思い出 III」「がまぐち」「百歳」のほか、被災地へのお見舞いの気持ちを綴り反響を呼んだ「被災者の皆様に」「被災地のあなたに」も収録予定。


 読了後の素直な感想は、とても優しい作風だなと。
 1篇1篇シンプルでいながら、キリッと締まるひと言が必ず含まれている。優しさの中にチラリと厳しい現実が内包されていたりと、単なる癒し系の作品とはひと味もふた味も違っているなあという印象持ちました。
 それはひとえに、作者サンがそれまでの人生で味わってきた厳しさ・辛さ・淋しさなどの負の感情もすべて作品に投入しているからなのかなと。

 テーマとして多いのが息子さん。やはり親にとってみれば子供はいくつになっても子供なのでしょう。なので息子さんをテーマとした作品が多いのに気付きます。その息子さん自身もかれこれいいお年なのですが、その身を案ずる作者さんの温かい視点が読んでいてとても微笑ましかった。
 そして逆にご自身の母親への思慕を詠った作品も印象的で、やはり子供はいくつになっても子供なのであり、親を慕うものなのだなと痛感。切なさと微笑ましさを感じます。

 過去から現在。そして振り込め詐欺や震災などの現在の社会問題についてまで、幅広く題材を取り扱っています。素朴な視点で詠いながら、鋭く鮮やかな切り口も併せ持っている作品がとても多くてとても新鮮でした。

 巻末には作者さんのバイオグラフィーが掲載されています。それを読むとかなり波乱万丈の人生を送られてきたようで。
 貧しくとも家族の絆を大切にして人には優しく。それが作者サンの人生訓であるならば、作品もおのずとその人柄が滲み出ているような気がします。
 読むとふわりと心が温まる。けれど、それだけではない、人生の辛さや厳しさもチラリと垣間見せてくれる魅力的な作品ばかり。
 とても読みやすくて含蓄のある作品群。充分堪能させていただきました。


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