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個別記事の管理2011-12-28 (Wed)

ご訪問ありがとうございます☆

バルバラ異界 1 (小学館文庫)バルバラ異界 1 (小学館文庫)
(2011/12/15)
萩尾 望都

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 他人の夢の中に入り込むことが出来る”夢先案内人”の渡会時夫は、ある事件から7年間眠り続ける少女・十条青羽の”夢”を探査する依頼を受けた。
 夢の中の青羽は幼い女の子の姿で、ある島に暮らしていた。その島「バルバラ」は時夫の息子・キリヤが密かに創っていた架空の島と何故か多くの共通点を持っている。
 さらに調査を進めるにつれ、浮かび上がってきたキーワードは「火星」「若返り薬」・・・。やがて!?


バルバラ異界 2 (小学館文庫)バルバラ異界 2 (小学館文庫)
(2011/12/15)
萩尾 望都

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 時夫の息子・キリヤの前に現れる青羽の幻影は、時夫の夢への関与を止めるように、と警告する。それとリンクするかのような関係者・目白の事故死。
 そしてキリヤの前に、青羽の夢の中に現れる男の子によく似た少年・パインが現れる。彼はキリヤのことを、グリーンホームという施設で一緒に育った「タカ」だと主張するのだった。一方、青羽の夢の調査を続ける時夫は、やがて「バルバラ」の世界から大きなダメージを負い・・・!?

 文庫版が出たということで。以前から興味があって読みたくて仕方無かったんですー! 日本SF大賞も受賞しているこの作品。まだまだ1・2巻を読んだのみなので完全なイントロといったところでしょうか。
 「バルバラ」に住むという謎の少女「青羽」。現実世界で16歳の彼女は7年間ずっと眠ったまま。けれど異界「バルバラ」での彼女は9歳の元気な少女。
 その彼女をなんとか目覚めさせようと招致されたのが「夢先案内人」である時夫。「夢先案内人」としてベテランの彼も私生活では息子キリヤとの関係が破綻しつつある悩み多き父親。その息子との断絶しかかった絆を取り戻しつつ、謎の少女・青羽と異界バルバラの秘密を解明しようと迷い奮闘する。

 SF幻想色かなり強くて、作者サンお得意の展開かなと。謎が謎を読んで読者を困惑させてゆく手腕はお手の物。
 少女・青羽の夢の世界であった「バルバラ」が実は息子キリヤともリンクしていたり、火星に絡んでいたり、夢であった世界が実は未来かもしれない──という幻惑にも似たストーリー展開に目が離せず。
 カニバリズムに若返り……などなどちょっと独特なテイストも絡んで一層興味は尽きない。

 SF色は強いけれど、自分的にこれは父親と息子のストーリーなのかなと思ったり。というか、親と子の物語といった方がいいかな。かなり人間臭いテーマも盛り込まれていてなかなか楽しめる。これからキリヤがどう時夫に心を開いてゆくのか、青羽とは一体どんな関係なのか? というのも気になるトコロ。
 謎めいたキャラクターが多数登場するのだけれど、一体彼等がラストどういう役割を演じてくれるのかとても楽しみ。
 展開がかなりスピーディーなのでグイグイ惹きこまれてしまいますねー! 3巻も早々と来月発売となるらしいので期待値大ですね!


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Theme : マンガ * Genre : アニメ・コミック * Category : 萩尾望都
* Comment : (2) * Trackback : (0) |

* by キヨハラ
v-281あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします。

惹きこまれますかー…私は前半、けっこうきつかったです。最後にすべてまとまったので、結果オーライでしたが。お楽しみに。

Re: キヨハラ様☆ * by 惺
あけてましておめでとうございます!
かなり展開のペースが速いですよね?
おおっと!と思いつつ、その先の展開を楽しみにしております~。
どういうラストになるのか気になります!!
こちらこそ今年もどうぞよろしくお願いいたします☆

コメント







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