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個別記事の管理2010-02-02 (Tue)

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微熱狼少女微熱狼少女
(1992/02)
仁川 高丸

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 第15回すばる文学賞佳作受賞作。ビアン(女性同士の同性愛)小説です。

 かれこれ20年近く前の作品ですが、当時としてはなんと画期的な受賞だったのでしょう! 審査員の方々の偏見の無い眼力に、この作品を世に出してくださったことに感謝です。

 学校にも家にも居場所のないヒロイン、ウルフカットの藤乃。(狼といわれるゆえんのひとつはこの髪型のため)
 父親が同性愛者であるがゆえ、周囲からエイズ持ちという、いわれない偏見のまなざしが容赦なく彼女に降りかかる。そんな孤独な藤乃に手を差し伸べる(手をつける?)のが、変わり者の非常勤教師、三島。

 ビアンを公言している三島を否定しつつも、何故かその妖しい魅力に否が応でも惹かれてゆく心理描写が秀逸!
 ノンケの藤乃をゆっくりゆっくり落としていく三島センセイはなんてテクニシャン! そして傷つき、手負いとなった迷える狼を救うことが出来たのも、これまたひょうひょうとした三島センセイなのでした。

 今でいうツンデレキャラの藤乃の、三島にどうしようもなく惹かれてゆく心の変化がなんとも可愛らしい。
 ちょっぴりオトナの青春学園モノ? といったところでしょうか。う~ん、自分の語彙力、表現力の無さに泣きたくなりますが。

 最後に二人がめでたく結ばれる場面はかな~りハードでエ○いですが、巧みな描写で一気に読ませます!
 2人の行く末にやきもきしながらも、マイノリティ同士の思わぬハッピーエンドに安堵。

 仁川高丸サンの本、希少価値です。図書館でお目にかかるくらいかな。ハマって読みあさりましたが、コレとあともう1作品が自分にはベストですかね。

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