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個別記事の管理2012-01-18 (Wed)

ご訪問ありがとうございます☆

ジェノサイドジェノサイド
(2011/03/30)
高野 和明

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 超話題作なので、ちょっと読んでみようと思い立ちました。以下BOOKデータベースよりあらすじ。

急死したはずの父親から送られてきた一通のメール。それがすべての発端だった。
創薬化学を専攻する大学院生・古賀研人は、その不可解な遺書を手掛かりに、隠されていた私設実験室に辿り着く。ウイルス学者だった父は、そこで何を研究しようとしていたのか。
同じ頃、特殊部隊出身の傭兵、ジョナサン・イエーガーは、難病に冒された息子の治療費を稼ぐため、ある極秘の依頼を引き受けた。暗殺任務と思しき詳細不明の作戦。事前に明かされたのは、「人類全体に奉仕する仕事」ということだけだった。イエーガーは暗殺チームの一員となり、戦争状態にあるコンゴのジャングル地帯に潜入するが…。


 面白かったです。相当にブ厚かったのですがそれでも一気に読んでしまった!
 冒頭の大統領と閣僚との定例報告会議。そこで明らかになる新種の人類存在──という導入部からもう惹きこまれてページをめくる手が止まらなかった。
 その後は今作の主要キャラ、アメリカ人傭兵のイエーガーと、創薬化学を専門とする日本人大学院生・古賀研人の2人の視点が交錯してストーリーが展開してゆく。その間にもさまざまな関連キャラの思惑が絡んで、さらにストーリーに起伏を持たせていて読み応え抜群!

 基本はミステリー。その上にサスペンスありアクションあり、お腹一杯てんこ盛りのスリリングな展開はまさに職人芸。
 アメリカに雇われた4人傭兵達が重大な使命を果たすためにアフリカの奥地へと潜入する。このエピソードもちょっとサバイバルゲーム感覚で楽しめる。そして彼等4人のアフリカ潜入&出アフリカエピソードが今作の一番の読ませどころかなと。
 さらに亡き父親から託された、研人の前人未到の新薬を開発するというエピソードがものすごくリアリティを感じさせて、こちらはこちらで静かなアクションシーンというべきか。
 自分的に一番印象に残ったのが天才的頭脳を持つ分析官・ルーベンス。別な読み方をするならば、この話は現時点での人類の英知の結晶ともいうべき彼と、新種の人類であるアキリ&エマとの頭脳合戦のようにも思えた。

 二転三転するストーリー。特にミステリーとして括らなくても極上のエンタメ作品であることは確か。
 研人と父、イエーガーと息子。根幹にあるテーマは父と息子の固い絆かな。
 アマゾン評を読むと著者の歴史観がどうのこうのとありますが、それはまあ置いといて。そのような事実も過去日本にあったなあということで。
 人類の愚かな歴史あるいは現在を俯瞰して付けた(と個人的には思っている)タイトルもなるほどなと。
 冒頭からラストまで一気に読ませる納得の1冊でした。もう言うことは何もありまへん。面白いです。


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Theme : 推理小説・ミステリー * Genre : 本・雑誌 * Category : 高野和明
* Comment : (4) * Trackback : (1) |

* by まいまい
お、何だか面白そうですね。
最近話題作をかぎつける力が弱っているんで
こうして教えてもらえると意欲がわきます。
チェック、チェック。

* by ひいち
すごいすごい!興味しんしん(^∀^)
これはぜひぜひ読まねば!!!

でも、かなり厚そう・・・

Re: まいまい様☆ * by 惺
こんばんは!
超絶面白かったです!!
ツイッターで話題だったし、ミステリーランク1位とか、
なんだかものすごく騒がれていた作品だったので
ちょっくら読んでみたら…
面白すぎました。ブ厚かったけど!
恩田サンの夢違と同じくらいの分量かなあ?
一読の価値アリかな。

Re: ひいち様☆ * by 惺
こんばんは!
読んで損はないかも!
面白くて一気読みしちゃった!!
かなりブ厚いです。覚悟してね~(>_<)


コメント







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小説「ジェノサイド」
高野和明という作家の長編小説「ジェノサイド」を読んだ.冒険小説にしてSF,現代の「戦争と平和」の問題が深く折り込まれている.読み出したらやめられない,スリリングな筋立てに感心し,また「米帝批判」を見事なエンターテインメントに仕上げた作家の技量に脱帽する.... …
2012/02/12 20:25  ペガサス・ブログ版
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