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個別記事の管理2012-01-27 (Fri)

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テレヴィジョン・シティ〈上〉 (河出文庫文芸コレクション)テレヴィジョン・シティ〈上〉 (河出文庫文芸コレクション)
(1996/07)
長野 まゆみ

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 複数のツイ友さんからおススメされた作品。なので期待値大で上巻読了しました! 以下BOOKデータベースより内容。

パパとママが住むという「碧い惑星」を信じ、ビルディングからの脱出を夢みるアナナス人。美しいすみれ色の晴をもつ同室の少年イーイーは何者なのか。ビルディングの出口をもとめ、広大な迷路をひた走る二人が見たものは。

 ディストピアものなのかなという印象。
 常にテレヴィジョンに囲まれたビルディングに住む少年アナナスとイーイー。
 アナナスは15億キロも離れた地に住むといわれているママとパパに思いを馳せ、イーイーは逆にそれは幻影だと斬り捨てる。対照的な個性の二人の少年を中心にしてストーリーは展開。まだ上巻なのでなんとも導入部といったカンジで、下巻になるにつれてきっと怒涛の展開が待ち受けているのだろうと勝手に予想。

 圧倒的な世界観にディティール。謎めいたイーイーとシルルの2人の少年。
 テレヴィジョン・シティを管理しているのがADカウンシルであり、ビルディングのセントラル・コンピュウタAVIANでもある。完全管理された世界。読むにつれて次第に感じる閉塞感がゆるく恐怖を感じさせる。イーイーとシルルは果たしてADカウンシルの手先なのか? アナナスを密かに監視しているのか? イーイーは味方なのか? などと、少しばかりのミステリー&サスペンスも感じられて、ページをめくる手が止まらなかった。

 ファンタジーのように見せかけて、実はかなりなSFテイストというのがこの作者の特徴だと自分的には思っているのだけれど、今作もその魅力を充分に発揮しているような気が。メインキャラであるアナナスという少年もかなり謎な存在で、味覚の欠如や一部の記憶喪失等、今後の展開に繋がるようなエッセンスが施されていてかなり惹かれます。その彼が逢いたいと熱望するママ・ダリアとパパ・ノエルの許に辿りつけるのかどうか。完全管理社会からアナナスとイーイーは脱出できるのか? などと果てしなく想像(妄想)は広がってゆく。

 あまりにも凝りに凝った世界観の描写に最初はてこずったけれど、読み進めるともう圧巻という言葉しか出てこない! 続けて下巻に突入します! どういうラストになるのかものすごく楽しみ。


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