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個別記事の管理2012-01-31 (Tue)

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サイモン・アークの事件簿? (創元推理文庫)サイモン・アークの事件簿? (創元推理文庫)
(2011/12/21)
エドワード・D・ホック

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 本が好き! からの献本です。
 まったく知らなかったシリーズなんですが、とても面白そうだったので読んでみました。以下BOOKデータベースより内容。

悪魔と超自然現象にまみえるため、世界を渡り歩く謎の男サイモン・アーク。
狂信的な信仰行為で知られる痛悔修道会の儀式の最中、多数の同輩がいる中で一人の信者が刺殺された事件、呪いのナイフや女妖術師が引き起こしたとおぼしき殺人、警戒厳重な古城からのナチス戦犯の消失…いずれ劣らぬ怪奇な事件に、オカルト探偵が犀利な推理力で挑む8編を収録した、瞠目の第三短編集。

焼け死んだ魔女
罪人に突き刺さった剣
過去から飛んできたナイフ
海の美人妖術師
ツェルファル城から消えた囚人
黄泉の国への早道
ヴァレンタインの娘たち
魂の取り立て人
 … いずれも凝った8篇。

 短篇集だったんですね。サクッと読めるかな? と思いきや、本格ミステリーで意外にも時間がかかってしまいました。
 探偵役のサイモン・アークというキャラ設定がものすごくミステリアス。外見は70歳とおぼしき老年男性なのだけど、実は2000年にも渡って悪魔を追い求めていると自称する風変わりな人物。ハッタリなのかな? と思いつつもまんざらそうでもないらしい記述が本編にあったりしてとても不思議なキャラクター。
 そして助手役が出版社に勤める「わたし」。サイモン・アークとは20年来のパートナーであるらしい。この2人が謎めいた事件の解決するために各地を飛びまわる。

 で、そのサイモン・アークが得意とする事件は「悪魔」と「超常現象」に絡むもの。前職は僧侶だったらしい彼のもっとも得意とするジャンルであるらしく、世間一般の捜査では解決できない難事件・不可解事件の際にはお呼びがかかる。一見ゴシック・怪奇的だと思われた事件もサイモン・アークの手にかかると、実は合理的・現実的な事件であることが判明してその手腕は一級品。8篇の中で印象的だった作品をいくつか。

焼け死んだ魔女
 とある女子大を舞台にした殺人事件。犯人は卒業生であり、自称魔女の女。その彼女の呪いによって女子大生が次々と原因不明の病気に罹っていくが、実は放射線物質盗難に関連した隠蔽工作が……。
罪人に突き刺さった剣
 一番猟奇的・怪奇的だった作品。
 禁断の教義を密かに続けている異端のキリスト教信者たち。キリストをなぞらえて磔刑にされた複数の信者のうちの一人が殺された。一体犯人は誰でどうやって犯行を犯したのか? 独特の雰囲気の作風でありながら、犯人の動機がいかにも現実的でそのギャップが楽しめた。
ツェルファル城から消えた囚人
 ベルリンの古城に収監されていたナチスの戦犯が突然消えた!1800年代に起きた類似事件を引き合いに出して、オカルト・ミステリー的雰囲気抜群。

 などなど、その他の作品も事件はオカルト的でありながらも、サイモン・アークは合理的に解決してゆく──という手法がとても小気味良かった。シリーズ3作目ということなので、これは是非1作目から読んでみたいなと思いましたね。


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