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個別記事の管理2012-03-09 (Fri)

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ジョーカー・ゲームジョーカー・ゲーム
(2008/08/29)
柳 広司

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 本の情報雑誌ダヴィンチを読んでいて気になった作品。以下BOOKデータベースより内容。

スパイ養成学校""D機関""。常人離れした12人の精鋭。彼らを率いるカリスマ結城中佐の悪魔的な魅力。小説の醍醐味を存分に詰め込んだ傑作スパイ・ミステリー。

 もう素直に面白かったー!
 かなり話題になった作品だったんですね。全然知りませんでした。だけど読んでみて納得。一風変わったスパイ小説かと思いきや、実はミステリーだったとか。うん、やられたわ。
 舞台は昭和10年代の帝国時代の日本。大戦前の不穏な空気を感じる中で、政府や軍部が処理不可能な事件を処理するD機関──。
 もとスパイであった悪魔的な個性の持ち主・結城中佐がヘッドを務めるこの機関はいわゆるスパイ養成学校。12人の民間人の精鋭が名を姿を隠して超人的な能力をもってして諜報活動にあたるその活躍が本書の面白さかな。

 特定のヒーローは存在しない。各短篇で任務に携わる彼等名もなきスパイ達の活躍設定がまた面白い。
 諜報活動を一種のゲーム感覚として捉え、当時の思想などに一向に惑わさせることはない。物に捉われることなく感覚と思考を自由にし、死ぬな殺すなという結城の信条を唯一とし、遂行する任務。
 ターゲットにさりげなく近づき、身辺調査に乗り込む手口も各短篇凝っていて読ませるし、スパイ達の活躍もまた変幻自在。舞台も日本に限らず、魔都上海ではエキゾチックな雰囲気を、ロンドンではロビンソン・クルーソーを巧くガジェットとして使っていることにもなるほどなと。

ジョーカー・ゲーム
幽霊
ロビンソン
魔都
X X


 今作に登場するスパイのように洗練された精鋭のような5作品。時代設定のわりにはちょっと軽いかな? と思うところもあるけれど、ムダのないストーリーでどれも文句なしの面白さ。自分的にはロビンソンと魔都が特にお気に入り。あ、でも全部良いのだけどね。
 続編ないのかなあ? 単行本ジャケ画の結城中佐が渋くてめちゃめちゃカッコ良すぎだよ~! ブラックでありながらなにげ部下を大切にしているところがね、ツボだよね。
 理屈なく楽しめてスカッと読めた1冊でした。大満足~(*´ω`*)


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Theme : 推理小説・ミステリー * Genre : 本・雑誌 * Category : 柳広司
* Comment : (4) * Trackback : (1) |

* by igaiga
ふっふっふ。
勿論読んでおります(〃∇〃)
なんか、1話目の軍人とスパイの違いに本当に驚いたというか・・・軍人は絶対隠さない(見つけない&触らない?)場所をスパイは・・・ってところがこう・・当時の日本の天皇陛下への気持ちといいますか崇拝度に感服しましたね~。面白かったです。

Re: igaiga 様☆ * by 惺
こんにちはー!
やはりigaiga様は読了済みでしたのね。
絶対そうだと思ってました!
おもしろいねー、コレ。
ホント、1話目から度肝抜かれたというか一気読み。
暗に日本の軍国主義を皮肉ってるのかな~と
思ってみたり。
続きが早く読みたーい☆

諜報員のミタ * by nao
昔「陸軍中野学校」シリーズという映画ありましたが、
この本はほとんどそのレトロ映画(?)の
良質なノヴェライズ作品のような趣でありました。
(主役の市川雷蔵カッコいいですぜ!)。
自分はそのシリーズのファンであったので、
映画の懐かしいような雰囲気に浸りつつ、
続編とも愉しく読むことができました(ヘンな愉しみ方)。
(『ダブル・ジョーカー』読後は、
『秘録 陸軍中野学校』畠山清行・新潮文庫もぜひ)。

Re: nao 様☆ * by 惺
こんばんは!
スパイ養成学校というとやはり
陸軍中野学校を連想しますよね~。
naoさんおススメの
『秘録 陸軍中野学校』畠山清行
はぜひともチェックさせていただきます!
情報ありがとうございます!
まずはこのシリーズ第2・3弾を読破しますね~!

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