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個別記事の管理2012-03-10 (Sat)

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 やっとたどりついた3巻目。この作品が第1作かと思ってたら大間違いで、慌てて第1・2巻読了。以下BOOKデータベースより内容。

胸を匕首で刺された骸が発見された。北定町廻り同心の木暮信次郎が袖から見つけた一枚の紙、そこには小間物問屋遠野屋の女中頭の名が、そして、事件は意外な展開に…(「楓葉の客」)。
表題作をはじめ闇を纒う同心・信次郎と刀を捨てた商人・清之介が織りなす魂を揺する物語。
時代小説に新しい風を吹きこんだ『弥勒の月』『夜叉桜』に続くシリーズ第三巻、待望の文庫化。


楓葉の客
海石榴の道
宵に咲く花
木練柿 
… の4篇収録。

 今回は短篇集だったため、読みやすくて前作以上に楽しめた。タイトル見てもわかるように4作目以外はすべて「花」がモチーフ。「宵に咲く花」は夕顔なのよね。
 どの作品共、主要キャラの身内に焦点をあてたストーリーであるのが特徴。
 「楓葉の客」は遠野屋の女中頭おみつ。「宵に咲く花」は伊佐治の息子の嫁・おけい。タイトルロールの「木練柿」は清之介とおりんの出逢いのエピソードと、大切なひとり娘・おこまの誘拐騒動。などなど、趣向を凝らした飽きないストーリーに大満足。
 今回はわりと清之介メインのストーリーが多かったような気が。彼に関わる人と人との繋がり。客であったり、使用人であったり。はたまた未だ心の中で癒えない、亡き妻・おりんと、その悲しみを共有している義母・おしのとの切ない葛藤であったりと、それぞれのストーリーが読んでいて心に沁みた。

 信次郎は相変わらずヤなヤツだけれど、依頼された仕事はきっちり迅速に解決するのが頼もしいところ。今回は派手な活躍&清之介との絡みが少なかったけれど、存在感はあるよねー。ものすごく。岡っ引きの伊佐治にもいよいよ孫が誕生か? と、ちょっとほっこりするエピソードもいかにも人情話的で良い感じ。
 ただ、このままの穏和な雰囲気が続くわけがないと思われて……嵐の前の静けさ的な巻だったのかなと、ちょっと今後の展開も気になる。第4巻「東雲の途」も楽しみだ!


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