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個別記事の管理2012-03-11 (Sun)

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なのはな: 萩尾望都作品集 (コミックス単行本)なのはな: 萩尾望都作品集 (コミックス単行本)
(2012/03/07)
萩尾 望都

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 3月11日には絶対コレを読もう! と決めてました。以下BOOKデータベースより内容。

3・11以降に描かれた萩尾望都最新作品集。
3・11の大震災と、それに続く原発事故。
かつてない事態に直面した作者は、ザワザワとした気持ちを抱えながら、フクシマの少女を主人公にした話題作「なのはな」と、放射性物質と人間との関係をシニカルに描いた3部作「プルート夫人」「雨の夜-ウラノス伯爵-」「サロメ20××」を立て続けに発表しました。
今回はそれらに加え、特別描き下ろし「なのはな-幻想『銀河鉄道の夜』」を収録しました。今を生きる全ての人たちに読んでほしい作品集です。

なのはな
プルート夫人
夜の雨─ウラノス伯爵─
サロメ20XX
なのはな─幻想『銀河鉄道の夜』


 日常とSFという、まったく作風の違う2ジャンルの作品を同じテーマで描いているという離れ業に驚きです。どちらかというと福島の原発事故に焦点を合わせた作品かと。
 タイトルロールの「なのはな」は、震災直後の福島を舞台にした、少女・ナホの物語。チェルノブイリと、そこに生きた少女とをリンクさせて、祖母を失って悲しみに暮れるナホの少しの心の成長と回復を描いた作品。

 「プルート夫人」「夜の雨─ウラノス伯爵─」「サロメ20XX」はお得意のSFで、しかも3部作。
 プルトニウム・ウランをそれぞれ擬人化して、人間との切っても切れない関係性を描いた作品。読んでいていかに人間が原子力に依存しているのかが良くわかる。
 擬人化されたプルトニウム・ウランに執拗に取り巻き、固執する人間達を揶揄している視点がかなりシビア。核エネルギーに翻弄される人間の姿が滑稽に思えてしまった。

 なのはな─幻想『銀河鉄道の夜』は、最初の作品「なのはな」の続編ともいうべき作品。
 少女ナホは夢の中で銀河鉄道に乗る。そこには震災で行方不明の祖母が乗っていた──。
 なかなか祖母の死を現実として受け止められなかったナホが、夢の中での祖母との再会を期にようやくその死を認めることができる。ナホが悲しみの中、心の復興を果たすことのできたラストが清々しくて心地よかった。

 原子力の必要性を問うかなりタイムリーなテーマ。この作品を読んで各人が何をどう思うのか。
 自分的にはSF3部作がとても印象に残ったかな。日本がこれから先、原子力をエネルギーとして使用し続けるのか否か。代替エネルギーは必要なのか。等々、深く考えさせられる作品群だった。マンガという表現手段を使った作者サンの現状への問題提起の作品といえるのかな? 自分はそう思いながら読みました。


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