07≪ 2017/08 ≫09
12345678910111213141516171819202122232425262728293031
個別記事の管理-------- (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
* Category : スポンサー広告
|
個別記事の管理2012-03-26 (Mon)

ご訪問ありがとうございます☆

ダブル・ジョーカーダブル・ジョーカー
(2009/08/25)
柳 広司

商品詳細を見る

 前作「ジョーカー・ゲーム」がものすごくインパクトありすぎだったので、今作も期待値大で読了。以下BOOKデータベースより内容。

結城中佐率いる“D機関”の暗躍の陰で、もう一つの秘密諜報組織“風機関”が設立された。だが、同じカードは二枚も要らない。どちらかがスペアだ。
D機関の追い落としを謀る風機関に対して、結城中佐が放った驚愕の一手とは―。
表題作「ダブル・ジョーカー」ほか、“魔術師”のコードネームで伝説となったスパイ時代の結城を描く「柩」など、5編を収録。


ダブル・ジョーカー
蠅の王
仏印作戦

ブラックバード


 面白かったですよ~、今作も! がしかし!! 作風に慣れてしまったせいか、前作ほどの衝撃を得られず。けれど面白さのレベルは保ったまま──というのが読了後の感想でした。
 タイトルロールの「ダブル・ジョーカー」はD機関のライバルとして誕生した風機関が登場。
 結城中佐に激しいライバル意識を抱く風戸陸軍中佐。その彼が創りあげた諜報機関の活躍も順調にみえたが、意外な人物に看破されD機関に裏をかかれてしまう。
 短篇ながら密度濃くスリリングな展開。序盤からライバルの術中に嵌っていた風戸中佐が滑稽でもあり、哀れでもある。

 冒頭から繰り広げられる漫才コンビのネタがスパイの重要な通信手段のヒントとなっていた「蠅の王」。
 謎多きD機関設立者・結城中佐の過去が垣間見ることのできる「柩」、日米開戦のきっかけとなった真珠湾攻撃を背景とした、とある二重経歴スパイの暗躍と逮捕劇「ブラックバード」。

 等々、今作もD機関のスパイたちによる多才な活躍に瞠目。スパイという影の存在と日中・第二次大戦という暗澹たる時代背景とが絶妙にマッチした独特の世界観が秀逸。
 名もなき精鋭たちの活躍とその後ろにまさに魔王のごとく君臨している結城中佐の存在感が圧倒的。予想もつかない展開とスパイ術の巧みさが堪能できる。次作、「パラダイス・ロスト」も期待値大です!


blogram投票ボタンにほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ人気ブログランキングへ
☆ご訪問ありがとうございます☆
関連記事
Theme : 今日の一冊 * Genre : 本・雑誌 * Category : 柳広司
* Comment : (2) * Trackback : (1) |

* by 藍色
とても面白かったです。
超人的なスパイたちの活躍に前作以上に心躍らされました。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。

Re: 藍色様☆ * by 惺
リプ遅くなりましてスミマセン!
トラバさせていただきました。
ご訪問とコメントありがとうございました。

コメント







管理者にだけ表示を許可する


FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
「ダブル・ジョーカー」柳広司
日本推理作家大賞、吉川英治文学新人賞をダブル受賞した前作の続編です。 第二次世界大戦前の日本でのスパイ機関のお話ですが古臭くはなく現代にも通じる物語。 5つの短編連作が …
2013/06/21 16:21  粋な提案
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。