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個別記事の管理2012-04-24 (Tue)

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歪笑小説 (集英社文庫)歪笑小説 (集英社文庫)
(2012/01/20)
東野 圭吾

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 久しぶりの東野作品。巷で話題になっているので読んでみました。以下BOOKデータベースより内容。

新人編集者が目の当たりにした、常識破りのあの手この手を連発する伝説の編集者。自作のドラマ化話に舞い上がり、美人担当者に恋心を抱く、全く売れない若手作家。出版社のゴルフコンペに初参加して大物作家に翻弄されるヒット作症候群の新鋭…
俳優、読者、書店、家族を巻き込んで作家の身近は事件がいっぱい。ブラックな笑い満載!小説業界の内幕を描く連続ドラマ。とっておきの文庫オリジナル。


伝説の男
夢の映像化
序ノ口
罪な女
最終候補
小説誌
天敵
文学賞創設
ミステリ特集
引退発表
戦略
職業、小説家


 うーん、面白かった! どの作品もブラックユーモア満載で。中にはほろっと感動させられる話もあったりして。もちろん多少ののディフォルメはあるにしろ、小説業界の内輪話を読んでいるような気がして考えさせられた&クスッと笑えた!
 全12作で共通しているテーマが自分的に「勘違い」なんじゃないかなあと。
 自作が映像化されると知った作家が、友人家族を巻き込んで繰り広げる願望&妄想・美人編集者に一方的な想いを寄せる新人作家・会社に居場所をなくし一念発起して作家への道を歩もうとするサラリーマン・作品に恵まれず埋もれた作家の引退記者会見に翻弄される編集者達……などなどちょっとズレて勘違い甚だしい人達を巧く題材にして作品にしてしまうところがさすがだなと。

 サラリーマン生活とおさらばしたくて作家を夢見る中年男性。応募作があわや最終候補に残るかも……というところまでいき、舞い上がる夢と理想。けれど厳しい作家生活の現実を知り、現実逃避の手段として「作家」を目指していたけれど、落選をきっかけにしっかりと「現実」と向き合おうとする 最終候補 が印象に残ったかな。従来ならば作家となってご都合主義的なハッピーエンドになる展開が多いのに、この作者は甘いラストを用意せずにシビアな生活を選ばせる。リアリティあって思わずそうだよなあ……と頷いてしまった。

 他にも 伝説の男 はひたすら笑わせてくれる! 売れる作品&作家のためなら恥も外聞もかなぐり捨てて奔走する伝説の編集者。その壮絶&愉快なエピソードがてんこもりのこのストーリーには脱帽。ホントにいるんかいな、こんな編集者……。

 などなど、どれもひとひねりある作品群。シリーズ4作目なんだそうで。思わず1作目から読んでみたくなったし。東野作品はシリアス長編も面白いけど、こんなユーモアある短篇集も愉快なのね。そういえばエッセイも面白かったし。さすが人気作家! と納得の1冊なのでした。ラストの 巻末広告 爆笑モノ!! こういうお遊びもいいよね~(笑)


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2012/11/16 17:40  粋な提案
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