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個別記事の管理2012-04-30 (Mon)

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桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)
(2012/04/20)
朝井 リョウ

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 文庫化されて読みやすそうだったので挑戦してみました。以下BOOKデータベースより内容。

バレー部の「頼れるキャプテン」桐島が突然部活をやめた。
それがきっかけで、田舎の県立高校に通う5人の生活に、小さな、しかし確実な波紋が広がっていく。
野球部、バレー部、ブラスバンド部、女子ソフトボール部、映画部。部活をキーワードに、至るところでリンクする5人の物語。
桐島はどうして部活をやめたのか? 17歳の彼らは何を抱えているのか?
物語をなぞるうち、いつしか「あの頃」の自分が踏み出した「一歩」に思い当たる……。

菊池宏樹
小泉風助
沢島亜矢
前田涼也
宮部実果
菊池宏樹
東原かすみ~14歳


 有名作ですよね。夏に映画化とか。破竹の勢いってヤツでしょうか。
 自分的にはかなり楽しく読めましたね。リアルな青春モノというか。作者19歳の時の作品ということですが、きっとこの年代でしか書けないストーリー&文体だなと。賛否両論あるみたいだけど、期間限定の瑞々しい感性と若さが作中に注入されたなかなか得難い作品だと思うのですけどね。

 男子バレー部のキャプテン・桐島が辞めたことによる、五人の高校生男女の群像劇。個人名が作品タイトルとなっていて、それぞれがリンクしているというなかなか面白い構成。各人が所属する部活動を背景に悩める高校生活・17歳の「今」を切り取ってゆく──などと、帯の惹句のようなまとめになりましたが、自分的にはそんな印象かな。
 一番面白かったのが 前田涼也 ですかね。
 本人とその友人も地味でクラスでは目立たない存在。けれど大の映画好きで所属する映画部ではとある賞に入賞するほどの熱心さ。その彼が抱くある意味鬱屈した思い。
 高校では生徒がランク付けされている。「上」か「下」か。
 目立つ生徒は「上」で目立たない自分は「下」だ、とか。
 ……これって自分が学生だった時もあったなあ……とちょっと感情移入。学生時代ってある意味今よりも人間関係がシビアで複雑で難しかったような気がする。まだまだ人間的に未熟だし世界も狭いしね。各キャラ達のそんな辛さ苦さが巧く描写してあってなるほど巧いなあと。

 それとやはり女子の心理描写もなかなかだなと。ブラバン部・亜矢の話は結構好きかも。それと女子ソフト部・宮部実果の話も。かなり複雑な母子関係下の実果の鬱々とした気持ちがよく伝わってきたし。 
 ところどころに登場するその時流行りの曲とか思い入れある映画とか。ちょっと陳腐な感じも否めないけれど、そこもまた若さかなと。
 予想していたよりも面白く読めたので自分的には好きな作品かも。各キャラ達のテンポよい会話も好きかな。
 映画化は神木クン主演か~。どんな作品になるのかな?


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