07≪ 2017/08 ≫09
12345678910111213141516171819202122232425262728293031
個別記事の管理-------- (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
* Category : スポンサー広告
|
個別記事の管理2012-05-04 (Fri)

ご訪問ありがとうございます☆

GOSICKVI ―ゴシック・仮面舞踏会の夜― (角川文庫)GOSICKVI ―ゴシック・仮面舞踏会の夜― (角川文庫)
(2010/11/25)
桜庭 一樹

商品詳細を見る

 いいところで終わっちゃった前作のⅤ。続きが読みたかったので即読了! 以下BOOKデータベースより内容。

謎の修道院“ベルゼブブの頭蓋”から辛くも脱出したヴィクトリカと一弥は、豪華列車オールド・マスカレード号で、一路懐かしいソヴュールへ。
そこで出会った乗客たちは、それぞれ奇妙な名乗りを上げる。“死者”に“木こり”、“孤児”に“公妃”。やがて起こった殺人事件、三つの嘘とひとつの真実、いや、もしかしたら、すべてが…?
誰もが誰かを演じる仮面舞踏会の夜、深まる混沌にヴィクトリカの推理が冴えわたる。


 「仮面舞踏会」というタイトルの割には本当に舞踏会が行われたわれではなく──列車の名前と怪しげな乗客達が皆仮名を使ってるくらいじゃん? と最初は思っていたのだけど。実はそうじゃないことがラストでわかってなるほどなと。
 「ベルゼブブの頭蓋 」から命からがら脱出した一弥とヴィクトリカ。二人が乗り込んだ列車オールド・マスカレードで起こる殺人事件。その裏にはソヴュール国内で対立する科学アカデミーとオカルト省が密かに絡んでいて、実はそれぞれのスパイ合戦であるらしい。

 怪しげな名を騙るキャラたち。そのうちの誰かが科学アカデミーのスパイであった「孤児」を殺した犯人。中盤からはその容疑者達の告白劇を中心にして事件解決を図ろうとするヴィクトリカ。それぞれの容疑者達の告白もまた面白い。皆嘘が巧い役者でその供述に翻弄されるヴィクトリカ以外のキャラ達。いつでもどこでもオトボケ担当のブロア警部が愉快だよね~。ドリルにもますます磨きがかかって「深遠」とか言っちゃう一弥の天然ぶりといいコンビだなと。

 結局ヴィクトリカの名推理で犯人はあっけなく判明しちゃうわけだけれど、その後の展開がひとひねり。
 国に翻弄されるスパイ=大人によって運命を変えさせられる子供 という構図を明らかにひっくり返せと犯人に助言するヴィクトリカ。
 犯人が殺人を犯したのも愛する人を守りたいがため。その弱みにつけこんで殺人を唆した大人達に反旗を翻せと促すヴィクトリカにうーん、ちょっと感動。で、さりげなく一弥に対する想いを吐露する彼女にもね……そういう風に一弥を見ていたのねーと大人げなく涙目に。

 終盤になってわかる奇妙な乗客達の真の姿。皆本当の自分に仮面をつけていたのだとわかるナイスなラスト。タイトルの意味がここで活きてくるのかーと妙に納得した自分でした。ミステリーもゆるくてなんてことはないのだけど、ついつい読んでしまうこのシリーズ。ヴィクトリカと一弥のコンビが魅力的だからなんだよね、きっと。早くシリーズ最後までたどり着きたいわ、まじで。


blogram投票ボタンにほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ人気ブログランキングへ
☆いつも応援ありがとうございます☆
関連記事
Theme : 推理小説・ミステリー * Genre : 本・雑誌 * Category : 桜庭一樹
* Comment : (0) * Trackback : (1) |
コメント







管理者にだけ表示を許可する


FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
GOSICKⅥ 仮面舞踏会の夜
 架空のヨーロッパの国・ソヴュール王国を舞台に、日本からの留学生・久城一弥と、天才的な頭脳を持つ不思議な少女・ヴィクトリカの二人が奇妙な事件に挑むという「GOSICK」シ ... …
2012/10/20 09:13  本の宇宙(そら) [風と雲の郷 貴賓館]
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。