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個別記事の管理2012-06-26 (Tue)

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バール・イ・ヴァ荘 (創元推理文庫)バール・イ・ヴァ荘 (創元推理文庫)
(1997/11)
モーリス・ルブラン

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 ひさしぶりのルパンシリーズ。どちらかというとマイナー作になるのかな? 図書館にあったので即借り! 以下BOOKデータベースより内容。

ラウール・ダヴナック子爵が深夜、自宅に帰ると一人の美しい女性が待っていた。そこにラウールをリュパンと知る青年刑事ベシゥーから電話がかかる。難事件解決のための援助を懇請してきたのだ。
不可解な事件、美しい女性、そして〈バール・イ・ヴァ荘〉の持ち主の謎に満ちた遺言。リュパンと刑事の二人組の活躍を描く傑作! 

 ラウール=ルパンが自宅へ戻るや、そこにはいわくありげな面識のない謎の美女が待っていた……なんていうイントロから俄然惹き込まれました。
 巧すぎるよねー、これじゃどうしてもその先が読みたくなるって。
 美女の名はカトリーヌ。何者かに命を狙われており、姉と共にバール・イ・ヴァ荘に暮らしている。その姉の夫が殺されたことから壮大な遺産の絡む殺人事件へと発展してゆく。

 美人姉妹に祖父から託された遺言。その秘密を知る者が次々と殺されてゆく。一体犯人は誰か?
 ルパンは救助を求めてきたカトリーヌに一目ボレ(いつものことさー!)してしまうのだけれど、今回はなんと! 未亡人となってしまったその姉のベルトランドにもホレてしまうという気の多さ! つまり姉妹との複雑な三角関係に陥ってしまうのだね、これが。
 そんな恋のさやあてを絡ませながら進む謎解き。弁護士によって明かされた、カトリーヌ・ベルトランド両姉妹の祖父の遺言には、バール・イ・ヴァ荘そのものと、周囲の土地、さらに莫大な砂金も含まれているというのだ。その砂金の在りかを示す、遺言状にしたためられた謎の数字の羅列。
 ルパンは見事にその謎を解き明かすのだけれど、犯人による命にかかわるほどの妨害等々、今回もその冒険ぶりは健在。

 特に今作において良きパートナーである、保安部班長ベシゥーとの迷コンビぶりが超絶笑える! 
 なんでもこのベシゥーとは「バーネット探偵社」での共演らしいのだけれど、今回はとっても良く息があったチームプレーで読んでいてとても爽やか。
 事件は無事解決し、犯人も解明。その犯人がちょっと小者で盛り上がりに欠けたのが残念なところ。気になるカトリーヌとベルトランド姉妹との恋の行方もまあ、当然の成り行きとなって……ネタバレになってしまうので御想像におまかせします(笑)

 ラスト、傷心のルパン(こう書くと恋の行方がどうなったかわかっちゃうか~)がヤケになって、再会したベシゥーに明らかなやつあたりするところがねー、微笑ましいというか憎めないというか。コメディタッチの幕切れでなかなか洒落てました。
 やはり面白くて一気読みしてしまうルパンシリーズ。今回は軽めの作品だったけれど、今度はもう少し重い作品を読んでみようかな。カリオストロの復讐だっけ? 終盤の代表作も気になるところ。その前に、今作の相棒ベシゥーとの出逢いが書かれた「バーネット探偵社」も面白そうだな、うん、次作はそっちにしてみよう!


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