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個別記事の管理2010-04-24 (Sat)

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 え~さてさて、ゴールデンウィークももうすぐですが、自分は近場しか行き(け)ません。横浜中華街とディズニーランド。← どっちも殺人的な混み具合になりそう……。経済的に旅行なんて到底ムリ、海外旅行なんてもってのほか!
 と言う訳で、少しでも旅行気分を味わいたくて、発作的に読んでしまったこの本。

熱帯感傷紀行―アジア・センチメンタル・ロード (角川文庫)熱帯感傷紀行―アジア・センチメンタル・ロード (角川文庫)
(2002/09)
中山 可穂

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 中山可穂です。旅行記です。紀行文です。小説ではないです。でもやっぱり面白くて一気読みしてしまいました。
 まだ作家になりたての頃の作者サンが、終りが見え始めた恋とスランプから逃げるようにしてアジア各国を旅するという内容。

 あの中山可穂にバックパッカーという一面があったとは読んでビックリ! 親近感湧きまくりです。
 タイを皮切りに、マレーシア・インドネシアのスマトラ島・同じくインドネシアのジャワ島・シンガポールと見開きにある地図を見てもかなりな距離。それを独りでリュックを背負い、宿は日本円で1000円以内と厳しいルールを設けて旅をする。食事はもちろん現地の人間が溢れかえる屋台で摂るのは当たり前。その描写を読んでいるだけで思わず涎が出そうになる自分がなんとも情けない。けれど、それほど美味しそうに書かれているのだ~。

 現地人にボラれないように必死こいて値段交渉するトコロ、運悪く体調を崩してホームシックにかかってしまうトコロなど、ちょっとしたトコロに中山可穂の愉快な人間味が垣間見られてニヤリとしてしまう。
自分は恥ずかしながら海外旅行などしたことが無いので、普通の旅行飛び越して絶対バックパッカーになりたい~! と強烈に思ってしまいました。単純です、ハイ。

 どんなに安宿が汚かろうが、異国の地で右も左も判らず途方に暮れようが、現地人と喧嘩をしようが、作者サンは心底自称貧乏旅行を楽しんでいる。その逞しさ、無邪気さが心底羨ましいな~と、自分は思ってしまう。
 この本を読んで中山可穂という作家のイメージがガラッと変わったし、彼女のどの作品を読んでもそのルーツはこの「熱帯感傷紀行」にあるのだ~と思うと、何だかクスッと笑いたくなってしまうのはきっと自分だけでしょう。


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Theme : 最近読んだ本 * Genre : 本・雑誌 * Category : 中山可穂
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