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個別記事の管理2012-07-21 (Sat)

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シャーロック・ホームズの事件簿 (新潮文庫)シャーロック・ホームズの事件簿 (新潮文庫)
(1953/10)
コナン・ドイル

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 先日「図解シャーロック・ホームズ」を読んでむしょうに本編を読みたくなって借りてきました! 以下文庫裏表紙より内容。

端正で知的な顔の背後に地獄の残忍性を忍ばせた恐るべき犯罪貴族グルーナー男爵との対決を描く「高名な依頼人」。
等身大の精巧な人形を用いて犯人の心理を撹乱させ、みごと、盗まれた王冠ダイヤを取り戻す「マザリンの宝石」。
収集狂の孤独な老人がその風変わりな姓ゆえに巻き込まれた奇妙な遺産相続事件のからくりを解く「三人ガリデブ」。
ますます円熟した筆で描く最後の短篇集である。

高名な依頼人
白面の兵士
マザリンの宝石
三破風館
サセックスの吸血鬼
三人ガリデブ
ソア橋
這う男
ライオンのたてがみ
覆面の下宿人

 内容にもあるとおり、まさに「最後の短篇集」という雰囲気が漂っていた作品でありました。ホームズの哀愁というか、寂寥というか。
 今までは主にワトソンがこの物語の書き手となっていたのだけれど、本作は結婚していなくなってしまった彼のかわりにホームズ自身が事件の全貌を書き残すという、ちょっと凝った趣向もあったりして。中でも印象に残った作品をいくつか。←全部面白かったのだけどね!

高名な依頼人
 極悪非道な男爵に騙され、結婚まであと一歩というところまで迫った恋は盲目な令嬢を、男爵の魔の手から救い出すためにホームズとワトソンが供に奔走する。手強い男爵に大けがを負わされながらもワトソンとの絶妙な連携プレーと、思わぬ助っ人の登場で無事令嬢に結婚を思いとどまらせる。
 あくどい男爵と対峙することとなったワトソンと、血だらけの包帯を頭に巻いて危機一髪のワトソンを助けるホームズの活躍が爽快!
白面の兵士
 突如失踪した友人の身を案じたとある人物の依頼を受けて解決に乗り込むホームズ。殺されたのか? 行方不明か? と心配したものの、実は不治の伝染病に罹って隔離されていたとの真相。しかし、ホームズの目はさらに真相を見極める。読後感良いハッピーエンディング。
 さらに、今作はワトソンが結婚でホームズの許を離れていたために、ホームズ自身が書き手となっているという変わり種。ワトソン不在の淋しさをチラリと吐露する心情が大変素直でよろしい。
マザリンの宝石
 ホームズの等身大の蝋人形が大活躍。トリックとして巧く活かされた結末。
三人ガリデブ
 「ガリデブ」という姓の人間を三人みつけたら、高額な遺産を相続できる。という奇妙な遺産相続に巻き込まれてゆくホームズとワトソン。
 遺産相続とみせかけて実はその裏には巨大犯罪に結びつきかねない秘密が。ここでもホームズの推理が冴える。
 犯人が放った拳銃の流れ弾にあたったワトソンをなりふり構わず心配するホームズの優しさに胸熱。
ライオンのたてがみ
 またもワトソン不在譚。とある不審な死を遂げた若者の背中には無数の謎めいた傷跡が。そして死の間際に残した「ライオンのたてがみ」という謎の言葉。不審な人物は多々挙がるが、犯人は意外にも……。

 とまあ、ホントに書ききれなくて。全作面白かったんですよ! 
 巻末の解説にもあるとおり、最後の短篇集ということで、作者コナン・ドイルもマンネリを避けて従来のワトソン語りとは違った、ホームズ視点で綴る話を用意したりと、そのサービス精神には頭が下がる。
 今年はロンドンオリンピックの年でもあるし、TVシリーズの「シャーロック」もかなり面白いみたいだし(自分も観たいの~!!)、ぜひぜひシャーロック・ホームズ読んでみてはいかがでしょう? 意外や意外、ホームズはワトソンにデレているという事実が判明したり。今作はツンデレなホームズを垣間見れること間違いなし!です。


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