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個別記事の管理2010-05-06 (Thu)

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スナーク狩りスナーク狩り
(2007/07)
ルイス キャロル

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 「アリス」以外のルイス・キャロル作品を初めて読みました。正直面白かったし、ルイス・キャロルという作家がどういう傾向の作品を残していたのかが、ようやく判ったという次第。もう、謎解きに近いですね。きっと原文で読むともっと面白いと思います。脚韻とかリズムとか、日本語にしてしまうとその味わいが半減されてしまうから、とってももったいない気がします。以下ウィキよりあらすじ。

ベルマンの白紙の海路図に導かれて海を渡り、スナーク探索隊の一行は奇妙な島にやって来た。ベイカーはかつて伯父から聞かされた警告を回想する。スナークを捕まえるのは申し分なく結構なことである。しかし用心せねばならない。もし捕まえたスナークがブージャムであったならば、その時「お前は突然静かに消えうせて、二度と現れることはない」。この警告を心にとめて、探索隊は別行動を取る。探索行の途上で、ブッチャーとビーバーの間に友情が芽生える、バリスターは眠り込んでしまう、燻り狂ったバンダースナッチ(a frumious Bandersnatch)に襲われたバンカーは正気を失ってしまう。最後にベイカーはスナークを見つけたとみんなを呼び集めるが、他の者たちが駆けつける寸前に不可解な消失を遂げる。

 あらすじ読んでもきっと内容わからないと思います。実際判らなくてもいいかなと。全員Bの頭文字を持つ怪しげな登場人物と、作品に漂うダークで妖しい雰囲気を味わうだけで充分堪能できます。

 はいもう、レビューグタグタですね。これ以上自分のを読むよりも、この作品を紹介してくださったFriday様のブログ「パンとワインと…」を是非ごらんください。海外文学や絵画・音楽に造詣深いFriday様のレビューはとても刺激的です。
 Friday様ありがとうございました。

スナーク狩り (光文社文庫)スナーク狩り (光文社文庫)
(1997/06)
宮部 みゆき

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 そして次は宮部みゆきのわりと初期の作品。タイトルはもちろん上記作品に因んでいると思うし、エピグラムも引用してます。(ただ、宮部サンはデアンドリア作のスパイ小説「スナーク狩り」の訳から引用なさってます)
 以下BOOKデータベースよりあらすじ。

織口邦男が勤める釣具店に、関沼慶子は鉛版を買いに来た。不審に思った織口は、彼女が銃を持っていることを知り、ある計画を思い付く。そのためには今晩じゅうに銃を盗まなければならない。が、その晩、彼女は元恋人・国分慎介の結婚式に散弾銃を持って現われた。新郎新婦が雛壇に戻る瞬間を狙って…。スナークとは何か…!?人間の真実を抉る傑作サスペンス。

 それぞれに生活環境も年齢も社会的立場もまるで違う複数の男女が、とある一人の男の復讐劇に巻き込まれてゆくという展開が巧すぎて、グイグイ引き込まれてしまいます。
 まるでロードムービーを観ているかのように舞台が移動し、それと共に各々の登場人物の抱える苦悩も炙り出されてゆくという手法もものすごく効果的!
 ガンマニアとウワサの、著者の銃に関する豊富な知識とトリックが満載。散弾銃が重要なアイテムとなって作品を牽引し、最後までハラハラドキドキさせてくれる。
 
 タイトルになったスナークとは作中で「正体のはっきりしない怪物の名前」として解釈されてます。そしてその「怪物」は自分達の心の奥底に常に潜んでいて、ある時ふいにその姿を現してしまう。それがたとえどんなに善人であろうとも。

「間違っているのは、織口さんや、修治さんや、わたしたちじゃなくて、もっと別のところのような気がするのです」

 範子の言外に現行法の不備、特に少年法についての揶揄を感じ取った自分は深読みしすぎでしょうか? それともまったく見当違いでしょうかね?
 人間の理性の下に隠された狂気──それが「スナーク」なのかな? とも思ってしまいました。


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Theme : ブックレビュー * Genre : 本・雑誌 * Category : 宮部みゆき
* Comment : (2) * Trackback : (0) |

No title * by Friday
惺さん お久しぶりです
おかげさまでGWは娘とべったり出来ました.
“スナーク狩り”は私もブログに書きながら,きっと惺さんは好きだろうなと思っていました.これからも興味を持っていただけるようなものを書いていきたいと思いますので,遊びに来てください.

こんばんは☆ * by 惺
> Friday様

娘さんとラブラブいいですね~。
「スナーク」はFriday様のレビューを読んだ翌日に図書館に予約入れました。借りてる人いたんで、結構読まれているんだな~と感慨深かった?です。

ルイス・キャロルって謎っぽくて、恐ろしく頭の良い人なのね~というのが、正直な感想でした。
またお邪魔しに行きます!

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