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個別記事の管理2012-12-08 (Sat)
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BUNGO  文豪短篇傑作選 (角川文庫)BUNGO 文豪短篇傑作選 (角川文庫)
(2012/08/25)
芥川 龍之介、岡本 かの子 他

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 9月に公開してた映画の原作だそうで。あの文豪達の短篇集ですね。自分は読んでいるものが少なくて(ほとんど未読だ!)意外と楽しめました。以下B00Kデータベースより内容。

わが国の文壇を代表する11人の文豪による文学の饗宴。魔術を習った男の行く末を追った芥川龍之介の「魔術」、かつていじめ抜いた女中に落魄した後に再会する太宰治の「黄金風景」、婀娜っぽい大家の妻に下宿人が悩まされる永井荷風の「人妻」、女の手を握る衝動に大学生が悩む坂口安吾の「握った手」、夫が出征した理髪店の若い妻と少年の性の衝動を描く三浦哲郎の「乳房」など、いずれも傑作の誉れ高い12編を集めた。

高瀬舟 森鷗外 / 富美子の足 谷崎潤一郎 / 魔術 芥川龍之介 / 注文の多い料理店 宮沢賢治 / 檸檬 梶井基次郎 / 鮨 岡本かの子 / 黄金風景 太宰治 / 幸福の彼方 林芙美子 / グッド・バイ / 太宰治 / 人妻 永井荷風 / 握った手 坂口安吾 / 乳房 三浦哲郎

 面白かったです。うまく映画宣伝に乗せられた感ありますが、もう上映もほとんど終了してるしね。今まで読了した文豪以外の作家の作品がサクッと読めてとってもオトクな一冊でした。印象に残った作品をいくつか。

高瀬舟
 あまりにも有名でありながら未読の1作。こんな話だったんだ!と感慨新たにしました。
 高瀬舟とは罪人を乗せる舟のこと。その舟上での船頭と罪人とのしみじみとした会話。罪人の語る身の上話は真実なのか否か。船頭の心の揺れがなんとも味わい深かった。
富美子の足
 うーん、これは谷崎の真骨頂作? いわゆる足フェチの話でした。理解できるような、そうでないような、なんとも独特の谷崎ワールドが淡々と語られてました。一人の妾を巡る主人と学生の倒錯世界が読ませます。
魔術
 これも洒落た1作。魔術師願望のある一人の男子がインド人の許に魔術の享受を願い出るが…。ラストの皮肉なオチにクスッと笑える。
黄金風景
 これはなかなかの感動作。とある富豪の男子が子供の頃に苛めた女中。長じて家は落ちぶれ、本人も昔の面影はなく惨めな生活を送るが…。自分とは真逆に幸福な生活を手に入れた女中への賛歌。
グット・バイ
 これ、一番面白かった!未完なのがものすごーく悔やまれる!
 大食い・怪力・鴉声の三拍子そろったダメダメ女子・キヌ子。しかし、その彼女が実は絶世の美女だったりするからもう大変。キヌ子を利用しようとする主人公が逆にからかわれ出しぬかれるというコメディタッチの展開に爆笑。ぜひともラストが読みたかった!
乳房
 戦時中の人妻と少年との淡く微妙な関係。少年の性の目覚めというか(表現がものすごく陳腐ですんません 泣)…。乳房にまつわるふたりの親密体験が切なくもあり。

 文豪作とあってどの作品も上質。短篇の中に凝縮された面白さというか。時代的な古さは感じるけれど、作品センスの古さは全く感じない。
 初・作家さん多数で自分的にちょっと贅沢な作品群でした。

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Theme : 今日の一冊 * Genre : 本・雑誌 * Category : BUNGO
* Comment : (2) * Trackback : (0) |

* by ひいち
こんにちはー☆
こういう本も面白そう!短編をきっかけに、
長編に挑戦してみようかな?って
思えそう(^∀^)
最近、読書も、ツイッターもほとんど手付かずで・・・
毎日なにしてるんだろう?自分・・・と、
思う今日この頃(苦笑)

Re: ひいち様☆ * by 惺
こんばんは♪
おひさしぶりですー!
わはは! 一日はあっという間だもんね。なにかと忙しいよ、わかる!
そんな忙しい時にサクッと読めるこの本いいかも 笑
本読むのも気分が乗らないとね、なかなか><。


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